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W800で行く東北ツーリング4日目(最終日) [もっと遠くへ]

東北ツーリング4日目,最終日を迎えた。
一関から国道4号線,国道115号線を通り,会津若松経由で国道121号線を南進して自宅に戻るコースをとった。
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朝起きて窓の外を見ると,やはり雨・・・天気予報では確か晴れだった筈。
しかし,2日前に岩手・秋田の内陸部に豪雨をもたらした天気勢力と余り変わっていないので,まだ自分が豪雨に巻き込まれないことに感謝しなければなるまい,そう言い聞かせた。
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でも,内陸部の天気なら朝方雨天でも,そのうち晴れてくるだろうと考えて,チェックアウト時間を1時間ほど遅らせてみた。
すると,東の空が明るくなり始め,雨もあがってくれた。

最後の宿をチェックアウトすると,W800に跨がって一関から国道4号線を南下した。



宮城県に入り築館から国道を逸れ,県道176号線を東に向かう。
暫く走ると,大きな沼に出会った。


伊豆沼である。


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ラムサール条約により一躍有名になった伊豆沼,ここは冬になると沢山の白鳥たちが越冬のために訪れる。
夏の季節は蓮で覆い尽くされ,沼全体が緑色に染まる。

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道路を隔てて反対側は米所宮城の田んぼが広がっていた。

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登米市内を抜け,三陸自動車道を南進する。
ここは片側一車線で周りはほぼ車だった。
こんな道路は余り走りたくなかったのだが,時間短縮するには仕方なかったのだ。

なんとか石巻港インターに着いてここで降り,国道45号線を松島方面に走ってみる。


今回の東北ツーリングのキーワード,それは「龍飛崎」「国道4号線終点」,もう一つが被災地を訪れることだった。

昨年1月末に10日間,塩竃市に仕事で行くことになり,現地に着いて津波に襲われた被災地の現状を目の当たりにしたのだ。
多賀城市,塩竃市,そして松島町を仕事で巡ったのだが,海岸線は津波の爪痕が生々しく残り,当時を状況を窺うことが出来た。
また,名取市に住む友人が仙台市の海岸沿いを案内してくれ,仙台空港周辺を見て回ったのだが,荒浜地区,閖上地区をはじめ,津波で何もかも流された自分は・・・・・・(以下自主規制)

いずれにせよ,今回のツーリングは再度現地を訪ねて昼飯を食べるなどして,自分に出来ることをやろうと思ったのである。

奥松島と呼ばれる宮戸島を訪ねた。
昨年訪れたのは冬であったが,夏に来てみるとまた風景が違う。

野蒜の海水浴場は,多くの海水浴客で賑わっていた。

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反対側を見ると,津波の影響を受けた,かんぽの宿の建物が未だ残っていた。
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宮戸島をぐるっと一周して,次に訪ねたのはJR野蒜駅。

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現在JR仙石線は高城町駅から陸前小野駅の間が運休中だが,今の線路より内陸に建設されている。
なので,現在ある野蒜駅の駅舎は,もう今後は使われなくなる運命なのだ。

割れたガラス,曲がった架線柱,列車の走ることの無い線路が,当時のまま残されていた。

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野蒜駅の南側には,使われなくなった校舎が残っていた。

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陸前富山駅近くでは,使われなくなった架線柱が夏草に埋もれそうになっていた。
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前回塩竃市周辺を訪ねてから,時が止まったままの場所もあるが,人の営みが復活した場所もある。
しかし,仮設住宅に暮らす人はまだまだ多い。

自分が住む栃木県も震度6弱の揺れが襲い,被害を受けた場所も沢山ある。
しかし,津波に襲われた地域は栃木以上の被害を受けたケースが殆どだ。

被災の度合いを計ることはしたくない。

ただ,願うことは一つ。

早い復興,そして普段通りの生活が蘇ること。










松島海岸駅付近になると,国道45号線は突如大渋滞。

観光客の車,人で賑わっていた。

のろのろ渋滞した道を走っていると,やはり,突然大雨が降ってきた。

一旦脇に逸れると,チャンピオンバッグを装着したW800は擦り抜けが難しいので逸れたくない。

仕方ないので,濡れながら走り,松島海岸駅前を抜けて車の流れが途切れる場所まで移動,そしてカッパを着込む羽目になった。

塩竃市に入っても雨がやむ気配がない。
本塩釜駅付近の高架下で雨宿りをすることにした。

30分もすると雨が上がったので再び国道45号線を仙台市方面に進み,苦竹インターで国道4号線に入り,そのまま福島県方面に走った。



福島県との県境にさしかかると,何やらまた渋滞している。
白石駅付近だったが,この辺は渋滞するような箇所でもない。
30分停まっては50メートルくらい進み,また30分くらい停まるの繰り返し・・・

暫くして,サイレンを鳴らしたパトカーが後方から緊急走行してくる。

交通事故だ。


1時間くらい停まっていたか,対向車が沢山走ってくるのをみると苛々してきた。
こういうときに限って,ギラギラした太陽が天で笑っている。

仕方ないので,動くまでタバコを吸いながら待つことにした。


トータル1時間半くらい経っただろうか,漸く前方の車が動き出した。


事故は,JR越河駅付近で起こった車同士の正面衝突だった。


道は真っ直ぐだったので,何が原因で事故になってしまったのだろう・・・


いずれにせよ安全運転に越したことはない。


すっかり身体が熱くなってしまったので,涼を求めて国道4号線をそのまま南進するのではなく,土湯峠経由で帰ることにした。

福島市で一旦国道13号線に入り,途中フルーツラインで国道115号線に向かった。

土湯峠に向かう車は結構多かった。

そしてやっと一息着ける場所である,道の駅つちゆに到着した。

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結構単車が停まっている。

標高が高いせいか,風が乾燥していて若干冷たく,実に気持ちが良い。

道の駅で30分くらい休憩して,渋滞で火照った身体を冷ました。

土湯峠をトンネルで越え,猪苗代町に入る。

夕暮れ時,先ほどの渋滞でかなり時間を費やしてしまったので,猪苗代磐梯高原インターから一区間だけ高速道路を使うことにした。

会津若松市内に入る頃にはすっかり日も落ちてしまった。

国道121号線を南下し,会津田島駅で若干の休憩。

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予定の帰宅時間は午後7時だったが,実際に到着したのは午後9時近くになってしまった。
事故渋滞がなければもっと早く着いていたのかな。



















こうして,初めてのW800での長距離ツーリングは幕を閉じた。

4日間じっくり走ってみて分かったのは,W800に急かされることなく,他の速いライダーを尻目にゆっくりと走ることが出来た,ということだ。

暫くぶりに訪ねることが出来た場所は,自分をリフレッシュさせてくれたし,W800との親和度も深まった。

一つ残念なのは,ライディングポジションが悪いのか分からないが,尻の右側を中心に酷い痛みに襲われたこと。
シートの材質が自分に合わないのかもしれないし,履いていたズボンが窮屈だったのが原因かもしれない。
この点については,色々とアドバイスを受けて解決していこうと思う。


でも,4日間,楽しかった。
来年も,長距離ツーリング計画しよう。


東北ツーリング4日間の走行距離:1694キロメートル

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